漢方の力

 中国の人々は昔から漢方を生活に取り入れて来ました。病気になって漢方薬を飲むだけではなく、普段のお食事やお飲み物にも漢方の力を賢く借りています。

 

 漢方を取り入れた食事はいわゆる薬膳というものですが、その薬膳よりも手軽にできるのはお茶です。特におすすめしたいのは、枸杞(クコ)と菊花(キッカ)です。

 

 枸杞は人体に肝腎な肝臓や腎臓によいと言われ、2日酔いや疲れ目に効用があると言われています。遠い昔にまだ枸杞の効用が知られていなかった時枸杞を長年食べていた人が120歳まで生きていたという伝説が残るほどです。菊花はやや癖がありますが、デトックス作用があると言われています。

 

 枸杞も菊花も現代人にとっても持って来いの漢方で、しかも両方とも簡単に安価で手に入ります。

 

 女性なら、バラを一緒に入れてもいいかもしれません。バラは美肌効果が高く、バラを飲むと幸せな気分になります。

 

 枸杞も菊花もバラも、みんなノンカフェインで体にもやさしい。特にこれからのじめじめ、蒸し蒸しとした季節に漢方の力を借りてみてはいかがでしょう。