先月の下旬、ベッカムは中国を訪れたらしい。北京のほか、青島と武漢も訪問したとのこと。
青島出身の私は何となく嬉しく思うのですが、でも何故青島と武漢なのかと調べてみると、中国に「サッカー特区」なんてあったのですね。それは、武漢、青島、広州、大連と成都の五つの都市で、中でも武漢と青島は代表格らしい。あぁ~、青島人の誇りですね。
ベッカムは訪れた北京大学で左脇の刺青を見せ、美しい筆の綴り字で書かれていたのは『生死有命富贵在天』という『論語』の句です。元々の意味は、生も死も富も貴もみんな不思議な力によって生まれながらすでに決まっているという意味ですが、何事もまず人事を尽くして、その後は開き直ると私は勝手に解釈して気に入っている句です。ベッカムは意味を教えてもらって刺青を入れたのでしょうか。