ソーセージ、「寒製」中

 何とも不思議な食べ物と思われるのでしょうか。この写真に写っているのは、中国の北の地方で、冬になると作るソーセージです。


 豚肉を小さめに角切りし、醤油、砂糖、紹興酒、五香粉などで下味をつける。そのお肉を水に戻した鶏の腸に詰めていきます。適当な長さにたこひもで結んでおく。後は、真冬の低温と冷たい風に任せて干すだけ。


 昔からの保存食なんですね。「寒製」したソーセージを蒸して食べるのです。とってもジューシーで味は最高です! 


 以前は各家で作っていたのですが、今はお肉屋さんに頼んで作ってもらう人が増えました。量は少なくとも5キロからとか。これがまた中国らしいですね。